香川県(全域)
屋島
寿永4年(1185年)、都を追われた平家軍と、源義経率いる源氏軍の合戦の舞台となりました。
山上の「談古嶺」、「遊鶴亭」と呼ばれる各展望台から、那須与一の扇の的、平家が船を隠した船隠しなどの合戦の足跡を見渡せます。
青海神社
五色台・白峯寺の山麓に青海神社があります。
崇徳上皇のご遺体が白峰山上稚児ケ嶽で荼毘に付された時、紫色の煙がたなびいて、その中に天皇尊号の文字が自然に現れたと伝えられていることから、青海神社は別名、「煙の宮」とも呼ばれています。
◆アクセス:坂出駅から車で約25分。琴参バス王越線高屋局前下車徒歩約30分。
- TEL
- 坂出市観光交流係(0877)44-5103
高家神社
崇徳上皇のご遺体を白峰に葬送の途中、高家神社に来ると俄に風雨が起こり、休めた棺から御血が流れ始めたと伝えられています。
恐れた人々は棺に合祀し、台を社内に納めて18日、白峰山で火葬し奉り御陵を築きました。
棺の台は今も境内に安置され、高家神社は「血の宮」とも呼ばれています。
◆アクセス:坂出駅から車で約20分。琴参バス王越線高屋下車徒歩約8分。
- TEL
- 坂出市観光交流係(0877)44-5103
雲井御所
保元の乱に敗れた崇徳上皇は、讃岐に流され,野太夫綾高遠の館を行在所として住まわれましたが、草深き田んぼの中の御住居はただただ淋しく都を思われて「ここもまたあらぬ雲井となりにけり 空ゆく月のかげにまかせて」と御製されたので、人々はこの御所を雲井御所と呼ぶようになったといわれています。
◆アクセス:坂出駅から車で約10分。琴参バス王越線雲井橋下車徒歩約6分。
- TEL
- 坂出市観光交流係(0877)44-5103
鼓ヶ岡神社
JR鴨川駅の南、国庁跡の近くに鼓ヶ岡神社があります。崇徳上皇を祭神とし、かつて上皇が住んだ本丸殿を記念して擬古堂が建立され、この神社の北麓には内裏泉と呼ばれる上皇の飲料水を供したと伝えられる井戸があります。
上皇は雲井御所で過ごされた後に、鼓ケ岡木丸殿に移られ約6年過ごされましたが、長寛2年(1164年)崩御されたと伝えられています
◆アクセス:讃岐府中駅から徒歩で約11分。
- TEL
- 坂出市観光交流係(0877)44-5103
高照院天皇寺・八十場の清水
崇徳上皇のご遺体を21日間八十場の霊泉に浸したところ毎夜霊木に神光があり、そこへ白峰宮を建立。その後、高照院天皇寺と白峰宮が境内を共にし、四国八十八箇所の七十九番札所として崇徳上皇を祀っています。
- TEL
- 坂出市観光交流係(0877)44-5103
白峯寺・白峯御陵
五色台連峰の西側を占めている白峰山は、保元の乱に敗れ、讃岐の地に流された崇徳上皇が悲運の生涯を閉じ、荼毘に付されたところで今もなお、上皇ゆかりの史跡や逸話が数多く残されています。