「海の健康診断調査」令和5年度実施結果
平成14 年度から、「リフレッシュ瀬戸内」の実施期間に合わせて、「海の健康診断調査」(ゴミの組成調査)を実施しています。各ブロック1箇所以上を目標に取り組み、その結果8箇所での実施となりました。(8月末時点)今後とも、この調査結果を基に、瀬戸内に住む人々のゴミに対する意識向上に向け各会員が役立てて頂ければと思います。


<近畿ブロック>
大阪府岬町
・実施前と比べて周辺環境が綺麗になった。
・地元漁業関係者より感謝の声が挙がった。
調査前
調査後
兵庫県西宮市
・貝殻とプラスチックの破片が一見区別がつきにくく、よく見るとたくさんのゴミが散乱していることに驚いた。
・プラスチックの細かい破片が多く、収集するのに苦労した。
調査前
調査後
和歌山県和歌山市
・海岸のゴミの種類や量が分かり、後日実施するリフレッシュ瀬戸内事業の参考になった。
・駐車場や砂浜に大型のパネルを設置して実施したので、作業中に「海の健康診断」について声を掛けられることが多かった。
調査前
集まったゴミ
〈中国ブロック〉
広島県廿日市市
・調査を実施することでゴミの分布状況の定量的なデータが得られるのは良いことだと思う。実際の情報を地域の人たちと共有することは、海岸をきれいにする意識を高めることができると思う。
・フロートのくずがかなり多く、見える部分だけを集めることができなかった。個数の計測も人の手ではやってられないくらいの数だったので、概算でしか結果を出せなかった。調査範囲が広いとゴミを集めきれないと考え、範囲を狭くしたが、1時間では集めきれなかった。
調査前
調査後
岡山県倉敷市
・実施したエリアを含め沙美海水浴場は地元の方々が日ごろから清掃してくださっているため、非常にゴミが少なかった。
・地元住民が随時清掃してくださっているため、綺麗な状態を保っており、沙美海岸が地元住民にとって重要であることを再認できた。
調査前
調査後
岡山県玉野市
・どのような種類のゴミが多いかがわかり、今後の看板製作等の参考になった。
・調査結果の活用事例として、玉野海洋博物館のイベントにおいて、海ゴミ等の周知活動を実施した。
調査前
調査後
<四国ブロック>
徳島県徳島市
・海開き開催中に海岸の清掃が定期的に実施されているはずだが、海開き終了直後の健康診断調査だったにも関わらず、意外とごみが残っていたことが判明された。
・海岸が強風であったので調査範囲の設置に苦労した。
調査前
調査後
愛媛県西条市
・実施して良かった点は、本調査により、当該海岸のゴミの状況が把握でき、今後の維持管理(清掃活動等)に活かすことができる点。
・実施要領において、調査エリアはゴミの量が平均的な場所を選ぶこととしている。当該海岸は比較的ゴミの量が少なかったため、平均的な箇所を探すのに苦労した。
調査前
調査後
協議会について
- 推進協議会とは
- 瀬戸内・海の路ネットワーク推進協議会とは
- 会員名簿
- 推進協議会・会員名簿
- リフレッシュ瀬戸内
- リフレッシュ瀬戸内
- 「リフレッシュ瀬戸内」令和元年度実施結果
- 「海の健康診断調査」令和元年度実施結果
- 「リフレッシュ瀬戸内」令和5年度実施結果
- 「海の健康診断調査」令和5年度実施結果
- 機関誌 海の路
- 機関誌 海の路
- 会員活動支援
- 会員活動支援