「海の健康診断調査」令和元年度実施結果
平成14年度から、「リフレッシュ瀬戸内」の実施期間に合わせて、「海の健康診断調査」(ゴミの組成調査)を実施しています。今年も各ブロック1箇所以上を目標に取り組み、その結果10箇所での実施となりました。調査結果は以下に示しますが、継続的に調査することにより各地域の特性が明らかになってきました。今後とも、この調査結果を基に、瀬戸内に住む人々のゴミに対する意識向上に向け各会員が役立てて頂ければと思います。
また、この結果を参考にしながら、今後の取り組み方針及び環境改善の方策についても検討を継続していくこととしています。

〈近畿ブロック〉
西宮市 甲子園浜
実際にゴミを拾ってみることで、どんなゴミが多いのかを実感することができた。依然としてペットボトルのキャップ、ビニール、プラスチックの欠片が多かったが、年々ゴミが減少しているように感じた。
このような機会が増えることで、さらに海岸の環境が改善されてほしい。
西宮市 甲子園浜 調査の様子
和歌山市 加太海岸
海浜のゴミの種類や量が分かり、後日実施予定の地元自治会や企業とのリフレッシュ瀬戸内事業(清掃活動)の参考となった。
和歌山市 加太海岸 調査の様子
〈中国ブロック〉
岡山市 宝伝海水浴場
今回実施してみて,ごみ発生の原因の多くは人が捨てているものが多かった。瀬戸内海の環境保全のため日頃よりPRが必要と思った。
備前市 前泊海岸
海岸の利用状況を知る良い機会となった。
今回の調査がなければ放置されていたであろうゴミも多数回収できたため、その意味でも有意義な活動であったといえる。
瀬戸内市 前泊海岸 調査の様子
廿日市市 扇園海岸
拾ったゴミの数と種類を集計することで、行政が行う環境施策のエビデンスになるかもしれない。
発泡スチロールは細かく断片された常態であったため、カウントが難しいものもあった。
廿日市市 扇園海岸 調査前の様子
廿日市市 扇園海岸 調査後の様子
〈四国ブロック〉
小松島市 横須海岸
地元の幼稚園・小学校の園児・児童に調査を行ってもらったが、地元の自然の現状を知ってもらういい機会になったと思う。
小松島市 横須海岸 調査前の様子
小松島市 横須海岸 調査後の様子
坂出市 沙弥西の浜
海浜に流れ着く硬質プラスチック破片や発泡スチロール破片が,思いのほか小さく砕かれていることを実感できた。
伊予市 新川海岸 尾崎海岸 森海岸
本調査により、市内各海岸のゴミの状況を把握することができたため、今後の清掃活動の改善や市民への情報提供に活かすことができる。
伊予市 新川海岸 調査後の様子
〈周防灘ブロック〉
姫島村 みつけ海岸
例年に比べてゴミの量が少なかったので良かったと思いますが、人工物のゴミが多かったので一人一人が気を付けるべきだと思います。
姫島村 みつけ海岸 調査の様子

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